のんびり映画日記
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やられた、号泣映画でした。
感動とかじゃない。
やりきれなさと、哀れみと、かっこよさと、賞賛と、共感と、
いろいろなものに胸打たれての号泣です。
かつては栄光をつかんだレスラーのランディ。
あれから20年を経て、今はコアなファンだけに支えられる落ちぶれた中年レスラー。
ファン以外からは「昔のレスラー」と呼ばれ、
まさかまだ現役でやってるなんて思われていない。
レスラーだけでは食っていけずにスーパーで働く姿は
情けない。
世間はそれを滑稽だと笑っている。
不器用な男は不器用にしか生きられない。
人生に何度もつまづき、色々なものを失っても、
うまくたちまわる賢い生き方なんかできない。
レスラーとして生きるのみ。
彼はプロレスラーだから。
「そんな生き様を、どう受け止めればいい?」
映画を見てるあいだ、ずっとそんな気持ちでした。
レスラーとして、プロとして、その姿は最高にカッコいい。
ファンや仲間に愛され、期待に応え、レスラーとして生きぬく。
それは、文句なしにカッコいい。
でもリングをおりた一人の孤独な中年男としての彼は
とてつもなくさみしい。
それで幸せ?
でもそれ以外の選択肢なんか彼にはないのがわかるから、
幸せかなんて問えない。
カッコよすぎる生き方、だけど、それで幸せ?
そんなやりきれない気持ちにさせたミッキー・ロークの演技は
本当に素晴らしかったです。
ミッキー・ロークの人生そのものを思わせるセリフがあり、
まさにはまり役でした。
色々なものを失い、そのかわりに多くのものを得て、
20年たって輝かしく復活する姿は心ふるえました。
ミッキー・ロークだけじゃなく私たちも20年の時間が過ぎて、
若さを失い、人生につまづき、
そしてそのかわりにたくさんのものを得たことを実感させる姿でした。
感動とかじゃない。
やりきれなさと、哀れみと、かっこよさと、賞賛と、共感と、
いろいろなものに胸打たれての号泣です。
かつては栄光をつかんだレスラーのランディ。
あれから20年を経て、今はコアなファンだけに支えられる落ちぶれた中年レスラー。
ファン以外からは「昔のレスラー」と呼ばれ、
まさかまだ現役でやってるなんて思われていない。
レスラーだけでは食っていけずにスーパーで働く姿は
情けない。
世間はそれを滑稽だと笑っている。
不器用な男は不器用にしか生きられない。
人生に何度もつまづき、色々なものを失っても、
うまくたちまわる賢い生き方なんかできない。
レスラーとして生きるのみ。
彼はプロレスラーだから。
「そんな生き様を、どう受け止めればいい?」
映画を見てるあいだ、ずっとそんな気持ちでした。
レスラーとして、プロとして、その姿は最高にカッコいい。
ファンや仲間に愛され、期待に応え、レスラーとして生きぬく。
それは、文句なしにカッコいい。
でもリングをおりた一人の孤独な中年男としての彼は
とてつもなくさみしい。
それで幸せ?
でもそれ以外の選択肢なんか彼にはないのがわかるから、
幸せかなんて問えない。
カッコよすぎる生き方、だけど、それで幸せ?
そんなやりきれない気持ちにさせたミッキー・ロークの演技は
本当に素晴らしかったです。
ミッキー・ロークの人生そのものを思わせるセリフがあり、
まさにはまり役でした。
色々なものを失い、そのかわりに多くのものを得て、
20年たって輝かしく復活する姿は心ふるえました。
ミッキー・ロークだけじゃなく私たちも20年の時間が過ぎて、
若さを失い、人生につまづき、
そしてそのかわりにたくさんのものを得たことを実感させる姿でした。
人生は過酷である、ゆえに美しい。
公式サイト:http://www.wrestler.jp/
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by yuko_web
| 2009-08-24 23:30
| 映画日記
ネットゲームやSNSが当たり前になっている今の時代、人と人とのつながりかたは色々。
バーチャルリアリティな世界の中でのコミュニケーションと、田舎の夏休みに家族親戚集まってワイワイ騒ぐ昔ながらのコミュニケーションが主軸となってストーリーが展開します。
少しクセがあるというか、ぶっとんだ部分もあるけど、おもしろかったです。
テーマは「コミュニケーション」かな。
家族を大事にとか、コミュニケーションのありかたとか、家族や仲間のために頑張る勇気とか、ストレートなメッセージに心打たれてホロリときました。
ふだん一人暮らしの私も今まさしく夏休みのまっただ中で、田舎にある実家で幼児から老人まで親戚揃ってワイワイやってます。
「一人でいる私」と「家族に囲まれている私」と、それぞれ心地いいところと大変なところがあって、なんだか色々考えてしまう。
そして都会の一人暮らしは快適だけど、
実家に帰ると理屈ぬきに「あぁ、いいなぁ、ホッとする」という感覚を覚える私。
映画に出てくる田舎の情景は否応なしにそういう気持ちをまた盛りたてる。
そして、「転職する時期だなー」と思いながらも現状にもそこそこ満足しているから一歩踏み出す勇気がなかなか出ない自分のふがいなさに「なんだかなー」と思っている私。
映画のテーマとそんな自分の環境が重なるところが多くて、
素直に感動したい反面、心にぐさっとくるセリフに複雑な思いになりました。
人と人は一期一会だけど、
こういうタイミングにこういう映画を知らず知らずのうちにチョイスしていためぐりあわせも、映画との一期一会に感謝したい気持になりました。
おばあちゃんが超イカしてました。かっこよかった。
バーチャルリアリティな世界の中でのコミュニケーションと、田舎の夏休みに家族親戚集まってワイワイ騒ぐ昔ながらのコミュニケーションが主軸となってストーリーが展開します。
少しクセがあるというか、ぶっとんだ部分もあるけど、おもしろかったです。
テーマは「コミュニケーション」かな。
家族を大事にとか、コミュニケーションのありかたとか、家族や仲間のために頑張る勇気とか、ストレートなメッセージに心打たれてホロリときました。
ふだん一人暮らしの私も今まさしく夏休みのまっただ中で、田舎にある実家で幼児から老人まで親戚揃ってワイワイやってます。
「一人でいる私」と「家族に囲まれている私」と、それぞれ心地いいところと大変なところがあって、なんだか色々考えてしまう。
そして都会の一人暮らしは快適だけど、
実家に帰ると理屈ぬきに「あぁ、いいなぁ、ホッとする」という感覚を覚える私。
映画に出てくる田舎の情景は否応なしにそういう気持ちをまた盛りたてる。
そして、「転職する時期だなー」と思いながらも現状にもそこそこ満足しているから一歩踏み出す勇気がなかなか出ない自分のふがいなさに「なんだかなー」と思っている私。
映画のテーマとそんな自分の環境が重なるところが多くて、
素直に感動したい反面、心にぐさっとくるセリフに複雑な思いになりました。
人と人は一期一会だけど、
こういうタイミングにこういう映画を知らず知らずのうちにチョイスしていためぐりあわせも、映画との一期一会に感謝したい気持になりました。
おばあちゃんが超イカしてました。かっこよかった。
これは新しい戦争だ。
公式サイト:http://s-wars.jp/
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by yuko_web
| 2009-08-12 23:00
| 映画日記
お久しぶりです・・・。
なんと3年ぶりの更新です。
3年、仕事に追われて映画をほとんど見てませんでした。
でも久々に映画館で見る映画、大きなスクリーン、
やっぱいいなーと思いました。
またちょくちょく、のんびりと映画にいこうと思います。
なんと3年ぶりの更新です。
3年、仕事に追われて映画をほとんど見てませんでした。
でも久々に映画館で見る映画、大きなスクリーン、
やっぱいいなーと思いました。
またちょくちょく、のんびりと映画にいこうと思います。
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by yuko_web
| 2009-08-12 22:00
やりきれないような、もの悲しいような、そんなストーリーが5つ続くオムニバス形式。
5つのストーリーのうち、3つに激しく共感してしまいました。
かなわぬ恋を追う女医の話、不倫中の銀行支店長の話、男性経験の豊富な盲目の女とその姉の話。この3つのストーリーです。
ちょっとしたセリフにグッサリやられてしまい、何度か硬直してしまいました。
一言でいえば、みんな「さみしい女」で、充実した日々を送りながらも満たされない思いに沈み込んでしまう。
なんかなー、わかるなー、そういうの。
それでも、希望がある、ホッとする仕上がりになってました。
とても良かったです。
5つのストーリーのうち、3つに激しく共感してしまいました。
かなわぬ恋を追う女医の話、不倫中の銀行支店長の話、男性経験の豊富な盲目の女とその姉の話。この3つのストーリーです。
ちょっとしたセリフにグッサリやられてしまい、何度か硬直してしまいました。
一言でいえば、みんな「さみしい女」で、充実した日々を送りながらも満たされない思いに沈み込んでしまう。
なんかなー、わかるなー、そういうの。
それでも、希望がある、ホッとする仕上がりになってました。
とても良かったです。
【ストーリー】
女医のエレインは、年老いた痴呆症の母親を介護しながら暮らしている。彼女は同僚の医師に片思いしていて、かかってくることのない彼からの電話を待ち続けている。ある日、彼女は占い師のクリスティーンに、タロット・カードで心の空白をピタリと言い当てられ、新しい男との出会いを告げられるが…。かなわぬ恋を追う女医、不倫中の銀行支店長、童話作家のシングルマザー、死が迫った恋人を看護する占い師、男性経験の豊富な盲目の女…。5人の女の人生を綴った群像劇。
1999年/アメリカ
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by yuko_web
| 2006-09-18 16:39
| DVD日記
実際にあった捏造事件、これが報道されたときすごく興味を持ったことと、SW3でヘイデン・クリステンセンいいぞと思ったことで、このDVD見ました。
映画としては、まぁまぁ。
捏造事件はこんな事件でした。その記事を書いたのはこんなヤツでした。
・・・て感じ。
それはそれでおもしろいけれど、もっと深くえぐってもいいんじゃないのかなと、ちょっと物足りない。
だって情報とは恐ろしいものでしょう。
それが真実であろうと嘘であろうと、それに振り回されて人間は愚かな行動をとるし、噂ひとつで株価も変わるし人も死ぬ。
見えない凶器にもなる「情報」、なのにそれが捏造だったら、・・・それはシャレにならん恐ろしい話。
って、そういう怖さをもっと映画に描いて欲しかった。
でもヘイデン・クリステンセンは良いです。
この記者の身勝手で子供っぽい安易さをうまく出してました。
「ジャーナリストって選ばれた人がなる職業かと思ってたけど、ちゃうやん。単なるヘタレなカッコつけ野郎やん」という気にさせてくれました。
映画としては、まぁまぁ。
捏造事件はこんな事件でした。その記事を書いたのはこんなヤツでした。
・・・て感じ。
それはそれでおもしろいけれど、もっと深くえぐってもいいんじゃないのかなと、ちょっと物足りない。
だって情報とは恐ろしいものでしょう。
それが真実であろうと嘘であろうと、それに振り回されて人間は愚かな行動をとるし、噂ひとつで株価も変わるし人も死ぬ。
見えない凶器にもなる「情報」、なのにそれが捏造だったら、・・・それはシャレにならん恐ろしい話。
って、そういう怖さをもっと映画に描いて欲しかった。
でもヘイデン・クリステンセンは良いです。
この記者の身勝手で子供っぽい安易さをうまく出してました。
「ジャーナリストって選ばれた人がなる職業かと思ってたけど、ちゃうやん。単なるヘタレなカッコつけ野郎やん」という気にさせてくれました。
【ストーリー】
より面白く、より刺激的なスクープ記事を望む大衆の期待に迫られた若手人気ジャーナリストは、自ら“ニュース”を作るという、かつてない決断に追い込まれた――。実在したひとりの天才ジャーナリストによるスクープ捏造事件を衝撃的に描いた話題作。
2003年/アメリカ
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by yuko_web
| 2006-09-03 15:36
| DVD日記
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